茶褐釉双耳瓶 サワンカローク (シーシャッチャーナライ窯) お問い合わせ tk. 003
15~16 世紀
胴径 7.0cm 器高 11.8cm
この輝く良質な鉄釉を得た双耳中型瓶は花瓶にも酒器にも使用できそうである。
双耳の流行例のひとつに、中国13~14世紀ごろの小型の壺があり、
15世紀に至ってはその例がタイやベトナムに伝播したと考えられる。
胎土には、黒い砂のような夾雑物が混じっていて、
荒いが優れたロクロ技術で器に変えている。
暖かみを感じるのは、サワンカローク独特のものである。