商品詳細  

   初期粉彩仕女図双瓶    景徳鎮窯       お問い合わせ             fs. 002

   
  清朝 康熙       「大 清 康 熙 年 製」 銘 (1662〜1722年 A.D.)

     A  FINE EARLY FAM ILLE ROSE VASE     KANGXI ( KANGXI SIX CHARACTER MARK)

        器 高     40.8cm


 
               倍 率 25.7 の 写 真
 
                                倍 率 25.7 の 写 真
 
 
       


    粉彩画は琺瑯粉末(色硝子の粉末)を顔料にした新しい描画法で

   康熙年代後半の頃に創作されたといわれる。

   五彩の顔料と異なり、粉末状の色硝子を顔料として使用しているため、

   画工による色彩の選択は五彩より容易であったという。


    この花瓶に施された透明釉はうすい青白色に変化しているため

   その上の粉彩は実に美しい。

   粉彩画は花瓶の数ヶ所にシンプルな構成で宮廷内の女性達を優美に描いた絵が残っている。

    碁を楽しむ高貴な女性達や絵を描く女性、

   また女性達の間で童子が下働きをしている様子は清朝初頭の宮廷内を

   正確に表現しているように思える。


   初期粉彩の貴重な作品であろう。