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  青瓷鉄斑紋尊式瓶 (倣古銅器形) 龍 泉 窯      お問い合わせ           sj. 083

     南宋

      口径   13.0cm

      器高   25.5cm

              倍 率 25.7 の 写 真 
        倍 率 200 の マ イ ク ロ ス コ ー プ で 撮 影 の 写 真 
 

    宋代は尚古の時代である。

    宋代の磁器の外形は端重で優雅、清潔の雰囲気をのこしている。


    この時代、南宋官窯の影響を受けて龍泉窯では古銅器写しや玉器写しを

    多く作陶した。

    尊式瓶との比較の対象に

    日本の国宝、青磁鉄斑紋瓶(龍泉窯 玉壺春形 元時代)がある。

    国宝の青瓷釉は浅い緑黄色であるが、

    この倣古銅器尊式瓶の釉色は青銅器の色調をまねた均一で

    鮮やかな濃緑色である。

    釉は丁寧に土見せ部まで平均にかけられている。


    この青瓷尊式瓶を表現した時代は

    商時代や周時代の青銅器をまねた器物が金属や青瓷、

    また白瓷で模倣尚古をリバイバルした時代である。


    また、元軍の南下の不安な時代でもある。