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瑠璃地白花双鳳凰紋稜折沿鉢 宣徳官窯 売却済 有難うございます 「大明宣徳年製」 款 口径 21.5cm 器高 6.0cm |
白抜き(白花)の表現はすでに、元青花の大盤等に使用されている。 白花の芯を成すデザインは中国でいう「暗花」の描き方である。 それは釉下に細い線で優美に描かれている。 また、双鳳凰は元末より連続している雌雄を見込み一面に描いている。 明初15世紀の窯業の始まりは建文帝(JIanwen,1399〜1402年.AD)の頃、 初めての官窯を景徳鎮に設けた事による。 ※明初15世紀の頃に建文帝により景徳鎮に官窯が設けられたと 証明できる遺品が南海で発見されている。 それはコンポート形(高足盤)であり、 高足の内側に暗青黒色の青料(呉須)で「大明建文年製」と 記銘されている釉裏紅梵字紋高足盤である。 ※この折沿の鉢は鄭和の南海遠征と何らかの関わりがあると思われる。 |